奈良では今日、まさに今(夜7時)、東大寺二月堂の修ニ会がクライマックスですね。
あぁ、、今年は一度も行けなかったな。(東京でお仕事中。)
奈良の人にとっては、お水取りが終わると、春。
本当に不思議な行法で、751年に笠置山でこの修法をはじめられた“実忠和尚”についても、もっと研究したいのですが、途中になっております。。
私は個人的に、実忠和尚はアセンティッドマスターだと考えています。
正式名称は、十一面悔過法(じゅういちめんけかほう)。
十一面観世音菩薩をご本尊とし、“水”を扱うという、わたしにとっては特別な意味のある行事です。
神聖な「お香水」を送るのは、福井県小浜市の若狭・鵜の瀬。10日間かけてニ月堂「若狭井」に届くといわれています。
龍脈(水脈)は、日本海を龍頭にして南北につながり、京都・貴船、笠置山、奈良・東大寺二月堂から以南は三輪山、宇陀・龍穴(りゅうけつ)神社、吉野・水分(みくまり)、そして龍尾は天川に達するという説があります。
わたしは更に紀伊半島を南へ、玉置神社、熊野〜新宮・神倉神社と流れ、太平洋まで届いているのではないかと、勝手に思っています。
平安京・神泉苑で累代の天皇が雨乞いや雨止の儀式を行っていましたが、ここも通過しているそうです。静御前が雨乞い儀式で白拍子を舞った場所です。
わたしは白拍子舞を、ほんの少し習っていました。
龍は、水。水はいのち。いのちそのもの。