昨日、不思議なご縁で前イスラエル大使のエリ・コーヘン氏にお会いしてお話することができました。とても素敵なジェントルマンでした。
これまでイスラエル、中東情勢、ユダヤ教、聖書、ヘブライ語などについて本当に無知だった私。
宗教上デリケートな問題やタブー、とんでもない質問をしたりしては絶対にいけないと思い、急ピッチで勉強をしました。
すると驚いたことに、いままでバラバラの点にしか思えなかった事柄が、ラインでつながってきたのです。
それは、日本古代史と古代エジプト、ピラミッド、本当の名前、トート、ニギハヤヒ、セシャト、マアト、トヨウケヒメ、台与、海部氏、物部氏、高倉下、崇神天皇、そして古代倭国と古代ユダヤ。聖書と古事記・日本書紀。秦氏。聖徳太子、天武天皇、弘法大師、、その他いっぱい、、、、。水。そして音。アセンション。
今年は「古事記」が成立して1300年です。
天武天皇の命で「古事記」を誦習した稗田阿礼の出身地は、奈良県大和郡山市です。わたしの家から少し歩くと、稗田阿礼が御祭神である「賣太(めた)神社」があります。
こちらでは稗田阿礼は男性(おじいちゃん!)の姿で描かれているのですが、、、
わたしは、阿礼は女性だったと考えています。
稗田は天鈿女命を祖とする猿女君(さるめのきみ)稗田氏の本拠地であり、天鈿女命は芸能の始祖神。岩戸隠れの際に、天岩戸の前でちょっとHな舞を舞った女神です。
ですので、私は個人的に、稗田阿礼は28歳の美しい女性だったと思っています。というか、思いたいです。
天武天皇と二人きりで御室にこもっての作業だったという信じられない説もありますので、そのほうが、ロマンチックじゃないですか。。(←?)
阿礼は抜群の記憶力の持ち主で、膨大な量である『帝皇日継』及び『先代旧辞』の歴史・伝説・歌謡・神名(←1人がめっちゃ長い!!)・人名(←これもめっちゃ長い!!)をすべて、【数十年間、(天武天皇崩御後も)丸暗記していた】と伝わりますが、本当でしょうか?そんなこと、独りの人間に可能なんでしょうか?
わたしは【文字によって記録していた】と思うのです。
それは、神代文字のひとつである「阿比留文字」であり、それによって複雑長大な神名・人名・地名の微妙な発音までも書き分けて、残すことができたのではないか、、、、と、勝手に推測しています。
伊勢神宮の神宮文庫には、神代文字によって記された多数の奉納文が残されています。
わたしはそれを見て本当にビックリしたのですが、ハングル文字にそっくりなのです。
そうなると、15世紀に世宗王のもと「発明した!」とするハングル成立にも、やはり異論を唱えたくなってくるわけです。
ここ数年わたくし、ハングルを独学しておりますが、読み書き発音を習得することによって、地元稗田阿礼の謎を解き明かしてみたいから、というのがきっかけであります。
実際ハングル文字は、母音も子音も日本語(仮名)より数が多いので、発音を書き表すのには向いていると言えます。
超長〜〜〜〜くて複雑で似たような神名・人名の【音】を、何百、いや何千も記憶(記録)するにはですね、漢字よりもむしろ、音を表す為の文字が不可欠だったと思うのですよね。
神代文字を巧みに操る、歌舞音曲に秀でた美女。しかも28歳!!どうでしょうか?
絶対に魅力的ですよね。そして、男装して天武天皇の御室へ。。皇后(後の持統天皇)は、そのときどのような心持ちだったのでしょうか?う〜〜ん、これって映画にできそう。(是非したい。←妄想暴走中。)
・・・あり?(エリ?)
またやってしまった。
なんでこうなるの?
エリ・コーヘン氏の話からスタートしたのに。。。
大和郡山市出身森岡万貴、古代史をつい熱く語ってしまう病にかかっておりますが、古事記1300年祭だから許してください。
いつか本にします。(笑)