京都国立博物館『大出雲展』に行ってきました。
すごーい人。改めて今、神話でなく2000年前に実在した出雲王国への関心の高さを感じました。
写真は、古代出雲大社本殿1/10スケールの復元模型。この展示室だけ、撮影可でした。
圧巻は、やはり荒神谷遺跡と加茂岩倉遺跡出土の銅剣・銅鐸・銅矛。
荒神谷遺跡の銅剣358本のうち、344本の茎にタガネで掘られた「×」印は、東出雲王家の向家の証だそうです。
加茂岩倉遺跡の銅鐸39個のうち12個にも「×」印があるのは、初めて知りました。
戦乱により、これらの神宝を土中に埋納するに至った神門臣/向両王家のひとびとの苦悩を想うと、涙せずにはいられません。
公共の展示室のため、控えめに泣く、森岡万貴さん。。
全てではないですが、京都の後は、東京国立博物館に移って開催されますので、御興味のあるかたは、ぜひ上野で御覧になってください。
思わず泣いちゃったかたは、きっと、出雲王国とご縁があるのでしょう。