今宵の満月は、「ブルームーン」ですね。
青い色の月、、が転じて、それくらい“珍しいこと”、の意味で使われるようになった言葉。
なんて綺麗な響きなんだろう。
ブルームーンとは、ひと月のあいだにニ度、満月が巡ってくること。
三年に一度くらいの頻度で起こります。
「見ると幸せになれる」との言い伝えもあるのだとか。
いま、ブルームーンの明かりで、このブログを書いています。
綺麗です。もちろん青くはなくて、薄いピンク色に見えます。
大学生の頃、ジャズボーカルのレッスンに通っていたのですが、スタンダード曲の「ブルームーン」が大好きでした。
「難しいから、まだダメ。」と言われたのですが、何度もお願いして先生の楽譜を写させてもらいました。
音譜が少なくて、一見簡単に見えるメロディ。最初の音から、長い長いロングトーン。
でも、ただ延ばすだけではだめだった。
シンプルで美しいバラードほど、テクニック的にも誤魔化しがきかなくて、心を込めて唄うのは難しいんだ、と驚きました。
大好きな曲です。
今なら少しは、意味が分かるような気がします。
ひとつ前の満月は、野洲で銅鐸に逢っていたな。
弥生時代、銅鐸は「さなぎ」と言われていました。
あの頃、楽器は武器に変わっていった。
今なら、世界中の人が、武器を楽器に持ち替えて、
地球と一緒にアセンションできる。
さなぎから蝶に。
「愛しています。」
「ありがとう。」
たくさんの感謝を、ひとつの音に込められますように。