声従得入、見処逢源
声より得入し、見る処に源(みなもと)に 逢ふ
禅の十牛図の第三、見牛の序。
この短い一文が、アチキはとても好きです。
本来の十牛図の解説とは離れているかも知れませんが、
これは「トーニング」・「倍音声明」という扉から入って、長い道をひとりで歩いていくときに辿る景色を、見事に描いているなぁと思うんです。
悟りへ至るいくつもの道のうちの、一本の道。
自分自身の声から入り、心臓の目を開いて、ワンネスへ至る。合一する。
頭を抱えるほど難しいでしょうか?
いいえ。きっと、とてもシンプル。
百聞は一声に如かず。
倍音声明、その入り口をぜひ体験してみてください。