2009年10月2日。ピカピカ新品、煌めきながら家にやってきたマッ君。(MacBook 君)
アチキは、モノを長く使います。
あれから9年。スペックを無視したアチキの事務仕事の無茶ぶりを、たまに怒ってファンを回転させながらも地道にカリカリと演算し続けてくれたマッ君。
数年前にヴィンテージモデルとなり、完全にサポート外の化石となり、動作も怪しさ満点に。
クリーンインストールも虚しくクラッシュが増え、アチキの寿命が縮む中、仕事をしながらの足掛け3年におよぶデータ整理・断捨離の末、ようやく後継マッ君への移行が済みました。
まだ綺麗だし、SSD に換装すればおそらく普通に動く雰囲気なのだけれど、いかんせんもうOS アップグレード対象外だから、インターネットに繋いでの作業は恐ろしくて何もできない。
・・ドナドナの刻限ですな。
内臓HDDを取り出して外付けケースに入れて、増設したメモリとバッテリーは元の純正に入れ替え直し、本日ついにリサイクルへと旅立ちました。
マッ君モデルは、今のアップル製品では考えられないほどハードウェア内部へのアクセスが容易で、極小ネジを外せば、ロジックボードや構造を心ゆくまで観察して勉強することができました。
初めはおそるおそるだったけど、何度か露出基盤と対面するうちに、だいぶ慣れた。
ドナドナに出す前に、ファンや基盤周りのホコリを慎重に掃除して、綺麗に拭きあげてから、付属品と共に、できるだけ丁寧に美しく梱包。
リサイクル業者さんは良心的な対応で、使えるパーツをきちんと評価してくださいました。
最期はカーネルパニックで何もさせてもらえなかったけれど、本当にご苦労さんでした。
思い出いっぱいだけど、データは空だよ。安心して旅立ってね。
ありがとうね。マッ君。