万貴ブログ   2012年3~4月

2012年

4月

25日

Fake World

それは昨夜、バスルームで身体を洗っていたら、「バシッッ!!」という音とともに突然にやってきた。

 

 

完全な真っ暗闇・・・

 

 

 

ドギマギドギマギマギーシロウ・・(←とても古い。。)

 

ええと、まてよ、これはですね、要するに、察するところによると、

 

 

落雷による停電。

 

 

ですな。間違いない。

それで、いま現在のアチキは、真っ裸で、まさに今、身体を洗い終えた状態なわけです。間違いない。

 

 

・・・・・・静かにして、約1分待つ・・・・・・

(真っ暗闇の中で、真っ裸で固まっている森岡万貴さん。)

 

 

うーーむ、復旧しませんな。だうじよゔ。(←どうしよう。)

ブレーカーを上げても駄目なんだよな。っていうか、真っ暗で配電盤自体が見えないし。

こんなにズブ濡れの真っ裸の女が、暗闇の配電盤なぞ触ろうものなら、感電間違いない。

 

嗚呼、懐中電灯を、買っておくべきだった。こんなときに、懐中電灯があったら、どんなにか心強いことであろうか。しかし、お風呂の中に、普通は懐中電灯なんて持って入らないよな。するとアレか、ロウソク。そしてムチ。どんな怪しいプレイやねん。。

(真っ暗闇の中で、真っ裸で静かに脳ミソ高速回転の森岡万貴さん。)

(最後のほうは、脱線している。)

 

 

・・・・・・さらに約2分の時が流れる・・・・・・

 

 

固まっていても湯冷めをするだけなので、手探りでボディタオルを濯いで絞って、浴槽にぶつかりながら干して、もう一度座る。

 

ええーっつと。

出るか? 一か八か。ええぃ、こうなったら、手探りで身体を拭いて、意地でも寝てやる!!寝れば、電気が要らない。

 

いやまてよ、顔をまだ洗っていないではないですか。気持ち悪い。洗いたい。

 

とりあえず、お湯は沸いているので良かった。もし途中やったら、めっちゃ寒い。

完全に沸いたお湯、ばんざーーーーい!!!

有り難く、浸からせていただこうではないか。そして考えよう。どうするべきかを。

何かにぶつかりながら、おばあちゃんのように超スローで浴槽の中へ。ノロノロ。

 

 

・・・・・・真っ暗闇の中で、湯に浸かる森岡万貴さん・・・・・・

 

 

ふぅ。

しかし本当だったら、「たし湯」をしたいわけです。胸の下までしかお湯が無いのですが、半身浴にはちょっとヌルい湯温なわけです。

でも、ガス給湯器だって、電気で動いているわけです。

オール電化にすると、こういうときに恐ろしいのであります。

ところで、冷蔵庫には何が入っていたっけ?朝まで停電した場合、溶け出す物とか無いよね、、、あれとあれとあれと、、(冷蔵庫の中をスキャン中)

 

ライフラインって、普段は当たり前に思っているけど、ライフラインライフラインライフラインランランランッ♪・・・・・

 

あ、いかん、不思議なモードに入りつつあるぞ。

 

水は出るよね?

手探りでカランをひねってみる。

出た。おお!

手探りで顔を洗うことは可能なわけですね。

カランばんざーーーーい!!ライフラインばんざーーーーい!!

あ、でも洗顔ソープの場所が見えないぞ。水だけで洗うのかぁ、、気持ち悪いなあ。。

でも、洗えるだけ幸せなのですよ!

停電でも出る水道ばんざーーーーい!!アコースティックばんざーーーーーーい!!今度のライブは、やはりアンプラグドでいこう。

あ。でもそうすると、PA屋さんが儲からないよなあ。

 


・・・・・・真っ暗闇の中で、湯に浸かりながら、好き勝手に思考の海を漂う森岡万貴さん。さらに7分経過・・・・・・

 

 

ん?おやおやおやおやおや?

なんだか目が慣れて、うすぼんやりと周りが見えてきたぞ。さっきは墨みたいな真っ暗闇だったのに。

これなら、洗顔ソープの場所がなんとなく分かるかも。

そして、なんとなくバスタオルの場所が分かって、なんとなく布団の位置まで辿り着ける自信がわいてきた。

人間ってすごい。この適応能力!人間ばんざーーーーい!!(感動)

この丹田から沸々とわき上がる自信で、お湯まで沸かせるのではないか!?

へそで湯を沸かすとは、まさかこのことでは!?!?!?(万貴さん暴走中。ちなみに沸くのは「お茶」だ。)

 

 

・・・・・・真っ暗闇の中で湯に浸かりながら、ひととおり思考が高速回転した後、少し安心した森岡万貴さん・・・・・・

 

いつの間にか、自動的に脳ミソがニュートラルに。

 

 

おや?この感覚は、あの時にそっくり。

瞑想中。

シンと静かで冴えていて、快適で落ち着いていて、聴覚が異様に研ぎすまされている。(←わたしの場合。)

 

ふだん、視覚からの情報処理に、どれだけエネルギーが要るかってことですよね。

それが無いだけで、この聖なる静寂がたち現れる。まるで、夜の深い森の中にいるみたい。

こんな夜を、毎夜過ごしていたわけですよね、古代は。

そりゃあ、シャーマニックだし、詩的にエッチですよね。(←は?)

 

 

「闇」の字、門に「音」と記すは、それ故ぞ。

 

 

 

「 いいでしょう。合格です。 」  は?合格???

 

そのとき、「バシッッ!!」という音とともに突然に、

 

 

パルック100%

 

 

め、、目が痛い。

(電気復旧まで、約20分間。)

 

このとき、メッセージ。

 

「 目を疑え。 」

 

 

そう。おそらく、この2つの眼で見て、現実だと思い込んでいる世界は、フェイク。

見破った先に、ワンネスを見る。

 

2012年

4月

17日

ヤバイほど好き。

気持ちいい気候ですねぇぇ。ヤバイですねこれは。

夕方になると、お散歩の禁断症状が出てしまいます。

ドリンク(←今日はノンアルコール)を片手に、ご機嫌な森岡万貴さん。

何所まで歩くんでしょうか、わたしの足は!?、というほど、テクテクと何所までも歩いていってしまうので、、、見かけた方、誰か止めてください。

 

 

ヤバイほど、好きよ。

 

と、大伴坂上郎女が万葉集に詠まれたそうですが、

そういうキュゥンっていうハートの響き、この生ぬるい温度と散る桜の花弁の舞にピッタリですね。

うぅー、恋してぇ(笑)

あ、ガラが悪いね。

おっす。恋したいでごわす。

あれ?なんで、西郷さんになるの!?

 

2012年

4月

11日

花冷

「花冷」(はなびえ)って、美しいコトバですよね。

薄衣で凍えそうで、愛おしくて、狂おしくて、今すぐ抱きしめ(られ)たい。

 

今年の春は、なんだか特別。

時間が止まってしまったあの日から、螺旋階段を昇って、いつの間にか辿り着いた、“オクターブ上”。

死ぬほどビブラフォン弾いて、唄おう。

 

2012年

4月

04日

重石

「 その、変なプライドが、要らないですね。 」

 

と、夕刻メッセージ。

 

・・・あ。

そうですねそうですね、、またいつの間にか、背負ってました。

 

肩と腰に付けた砂袋のようなもの。

振動数を上げる、重石になってます。

 

ここで降ろしていきましょう。

軽くなるよ♪

Let's enjoy ascension!

 

2012年

3月

23日

エリ・コーヘン氏

昨日、不思議なご縁で前イスラエル大使のエリ・コーヘン氏にお会いしてお話することができました。とても素敵なジェントルマンでした。

 

これまでイスラエル、中東情勢、ユダヤ教、聖書、ヘブライ語などについて本当に無知だった私。

宗教上デリケートな問題やタブー、とんでもない質問をしたりしては絶対にいけないと思い、急ピッチで勉強をしました。

すると驚いたことに、いままでバラバラの点にしか思えなかった事柄が、ラインでつながってきたのです。

それは、日本古代史と古代エジプト、ピラミッド、本当の名前、トート、ニギハヤヒ、セシャト、マアト、トヨウケヒメ、台与、海部氏、物部氏、高倉下、崇神天皇、そして古代倭国と古代ユダヤ。聖書と古事記・日本書紀。秦氏。聖徳太子、天武天皇、弘法大師、、その他いっぱい、、、、。水。そして音。アセンション。

 

今年は「古事記」が成立して1300年です。

天武天皇の命で「古事記」を誦習した稗田阿礼の出身地は、奈良県大和郡山市です。わたしの家から少し歩くと、稗田阿礼が御祭神である「賣太(めた)神社」があります。

こちらでは稗田阿礼は男性(おじいちゃん!)の姿で描かれているのですが、、、

 

わたしは、阿礼は女性だったと考えています。

稗田は天鈿女命を祖とする猿女君(さるめのきみ)稗田氏の本拠地であり、天鈿女命は芸能の始祖神。岩戸隠れの際に、天岩戸の前でちょっとHな舞を舞った女神です。

ですので、私は個人的に、稗田阿礼は28歳の美しい女性だったと思っています。というか、思いたいです。

天武天皇と二人きりで御室にこもっての作業だったという信じられない説もありますので、そのほうが、ロマンチックじゃないですか。。(←?)

 

阿礼は抜群の記憶力の持ち主で、膨大な量である『帝皇日継』及び『先代旧辞』の歴史・伝説・歌謡・神名(←1人がめっちゃ長い!!)・人名(←これもめっちゃ長い!!)をすべて、【数十年間、(天武天皇崩御後も)丸暗記していた】と伝わりますが、本当でしょうか?そんなこと、独りの人間に可能なんでしょうか?

わたしは【文字によって記録していた】と思うのです。

それは、神代文字のひとつである「阿比留文字」であり、それによって複雑長大な神名・人名・地名の微妙な発音までも書き分けて、残すことができたのではないか、、、、と、勝手に推測しています。

 

伊勢神宮の神宮文庫には、神代文字によって記された多数の奉納文が残されています。

わたしはそれを見て本当にビックリしたのですが、ハングル文字にそっくりなのです。

そうなると、15世紀に世宗王のもと「発明した!」とするハングル成立にも、やはり異論を唱えたくなってくるわけです。

ここ数年わたくし、ハングルを独学しておりますが、読み書き発音を習得することによって、地元稗田阿礼の謎を解き明かしてみたいから、というのがきっかけであります。

実際ハングル文字は、母音も子音も日本語(仮名)より数が多いので、発音を書き表すのには向いていると言えます。

超長〜〜〜〜くて複雑で似たような神名・人名の【音】を、何百、いや何千も記憶(記録)するにはですね、漢字よりもむしろ、音を表す為の文字が不可欠だったと思うのですよね。

 

神代文字を巧みに操る、歌舞音曲に秀でた美女。しかも28歳!!どうでしょうか?

絶対に魅力的ですよね。そして、男装して天武天皇の御室へ。。皇后(後の持統天皇)は、そのときどのような心持ちだったのでしょうか?う〜〜ん、これって映画にできそう。(是非したい。←妄想暴走中。)

 

 

・・・あり?(エリ?)

またやってしまった。

なんでこうなるの?

エリ・コーヘン氏の話からスタートしたのに。。。

大和郡山市出身森岡万貴、古代史をつい熱く語ってしまう病にかかっておりますが、古事記1300年祭だから許してください。

 

いつか本にします。(笑)

 

2012年

3月

20日

お水取り つづき

龍脈のお話のつづきですが、

 

古代、リーダーとしてまず重要だったのが、水を視ること。稲作のみならず、生きるために必要不可欠な水脈を視るちから。

それから、これまた重要だったのが「水銀」ですね。

近代ではもちろん、毒性が強いために使用が控えられている金属ですが、古代は神秘思想を伴って非常に珍重されていました。

水銀や「辰砂」(朱)はその特性や外見から、古代では不死の薬と考えられたのです。

古墳の玄室を辰砂(朱)で塗ることは、権力と再生の象徴でした。

中国の練丹術では、不老不死の薬「仙丹」の原料と信じられ、始皇帝も愛飲。(ヒエ〜〜)

それが日本に伝わって飛鳥時代、天武天皇の皇后・持統天皇も若さと美しさを保つために飲んでいたそうです。(コワ〜〜)

これはもちろん毒を飲んでいるようなもので、多くの権力者が命を落としたといわれています。

 

古代は、朱砂・辰砂が採れる土地のことを「丹土」(にう)と言いました。

また、「丹土」は水銀や朱砂を採掘・加工していた氏族の名前でもありました。その御祭神がニウヅヒメ(丹生津姫、丹生津比女)です。

 

水脈と鉱脈を視ることが出来る能力があったのは、弘法大師空海です。

高野山麓には丹生都比売神社がありますが、御祭神はニウヅヒメ(丹生津姫、丹生津比女)です。

弘法大師と非常に関わりが深いです。

 

また、三重県多気郡にあった丹生鉱山では、縄文時代からその近辺で辰砂の採掘が行なわれていました。

天武天皇の時代、ここからほど近い場所に「斎宮」(伊勢神宮の天照大神を祀る斎王の御所)が置かれたのもまた、偶然ではないような気がします。

伊勢国の多気郡(たきのこおり)は、古くは「竹郡(たけのこおり)」と呼ばれていました。

この「竹」(たけ)と、古代丹波王国(現京都府丹後)があったとされる「竹野」(たけの)との関わりがまた、何か有りそうですね。古代丹波は元伊勢です。ミステリーです。

さらに、奈良県は古代葛城氏の形跡が残る高取町。竹取物語のかぐや姫の真相とは!?

 

・・・あれ?

なんでこんな話を、一生懸命してるんでしょうか、わたしは?

いったいどうしたんでしょうか。

古代史モードに入ってしまいました。

他にもいろいろとありますので、そのうちまとめたいなと思って、はやンン年が過ぎておりますが、。

こういうのは、経験上、実際にその場所へ赴くのが非常に重要ですし、楽しいです。(大変な思いをするときもありますが。)

 

「龍脈を歩こう会」でも作ろうかな。(笑)

 

2012年

3月

12日

お水取り

奈良では今日、まさに今(夜7時)、東大寺二月堂の修ニ会がクライマックスですね。

あぁ、、今年は一度も行けなかったな。(東京でお仕事中。)

奈良の人にとっては、お水取りが終わると、

本当に不思議な行法で、751年に笠置山でこの修法をはじめられた“実忠和尚”についても、もっと研究したいのですが、途中になっております。。

私は個人的に、実忠和尚はアセンティッドマスターだと考えています。

 

正式名称は、十一面悔過法(じゅういちめんけかほう)。

十一面観世音菩薩をご本尊とし、“水”を扱うという、わたしにとっては特別な意味のある行事です。

神聖な「お香水」を送るのは、福井県小浜市の若狭・鵜の瀬。10日間かけてニ月堂「若狭井」に届くといわれています。

龍脈(水脈)は、日本海を龍頭にして南北につながり、京都・貴船、笠置山、奈良・東大寺二月堂から以南は三輪山、宇陀・龍穴(りゅうけつ)神社、吉野・水分(みくまり)、そして龍尾は天川に達するという説があります。

わたしは更に紀伊半島を南へ、玉置神社、熊野〜新宮・神倉神社と流れ、太平洋まで届いているのではないかと、勝手に思っています。

平安京・神泉苑で累代の天皇が雨乞いや雨止の儀式を行っていましたが、ここも通過しているそうです。静御前が雨乞い儀式で白拍子を舞った場所です。

わたしは白拍子舞を、ほんの少し習っていました。

 

龍は、水。水はいのち。いのちそのもの。

 

2012年

3月

07日

見上げた空

見上げた空

ん。顔上げて、行こう。

 

 

なぜか見ると笑顔になるから、携帯の待受画面にしてる写真。

一昨年の秋に、馬見丘陵で撮りました。

(私の過去世の古墳があるところ。)

 

もし良かったら、ダウンロードして、どうぞ。

すごく小さいけど。

 

こっそり待受おそろいで、ちょっとイケナイ感じが、なんか、愛だよね。

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